今年の『医療的ケア』の授業。喀痰吸引が終わりました。

数年前から、福祉の学校で講師をしている私。今回の授業は、『医療的ケア』の「口腔・鼻腔・気管カニューレ内部の喀痰吸引」です。
久しぶりに20人越えのクラスで、てんやわんや。学習意欲や態度も様々。介護職としてのセンスも色々な中で、均一した授業を展開するのは、正直しんどい。けど、やりがいもあります。

※「学習意欲や態度も様々。介護職としてのセンスも色々な中で~」という表現に対し、『受講生をバカにしている』というご意見があったようですが、どの職業でも意欲や態度は様々。同じ人間でも日によって・体調によって様々。センスもいろいろで当たり前。いつも「同じ」なんてありえません。私、27歳から看護師やってますが今でも「看護師のセンスないな~」と凹む日々。逆に自信満々だったらコワイですよ。

※画像のネット掲載については受講生に報告済み。受講生から許可がない場合は載せませんので。

実技に入る前の講義では、まず最初にみなさんにGWをやっていただきます。テキストや補足資料を見ながら、必要な箇所だけをまとめて発表していただきます。たくさんの情報の中から、必要なところだけを端的にまとめて分かりやすく発表する力は、現場に出てからも必要になります。

今回のGWはS先生が担当してくださいました。ちなみにテキストの他、補足資料はこちらから抜粋しています。

読み応えがあって、かなり面白いです。実技を補足するために以下も一部抜粋して使用しています。

多くの学生さんが「医療的ケアは難しいから、現場で自分はやりたくない」と言いますが、看護師が少ない中、介護福祉士がやらざるを得ない現状があります。そんな時に事故を起こさず、安全安楽に利用者さんにケアが提供できるように、授業数は少ないけれど少しでも技術や知識を伝えて行きたいと思っています。

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