東日本入国管理センターで面会ボランティア@2015.11

東京から小旅行

自宅から牛久駅までって1時間以上あるし片道1000円以上するし、それなりに小旅行なんだよね。楽しくもあるけど、朝起きるのは億劫な時もあって、でも結果的には楽しい。収容されている、強制送還直前の人たちに面会するのに『楽しい』と言うのはおかしいかもしれないけど、でも私自身そこから得られるものがあって関心があるから継続できてるんだと思う。

でね、今日は朝7時に起きる予定が疲労感一杯で起きれなくて。その上、常磐線が人身事故で「勝田台行き」が予定より20分遅れて北千住駅に到着。結果、牛久駅から乗らなきゃいけないバスに目の前で行かれてしまって、OH MY GOD!!!

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今日は3人と面会

時間的に今日は2人の方と面会するのが限度かなあ~、、、と思ったら、ありがたいことに3人の方とお会いすることができました!!良かった!!牛久の収容所は体調不良者がホント多いから、できるだけたくさんの人と会って話を聞いて、つなげるべきとこにつないで、必要であれば上に訴えていきたい。

今回お会いした方のうち1人は、手術が必要なのに収容所から出してもらえない。医師が「手術したほうが良い」って言ってるのに、ですよ?

もう1人は、収容所内で命に関わるような症状が出て検査をしたのにその結果を教えてもらえないでいるんです。原因がわからないと、本人は今後どう予防したら良いのか、対処したらいいのか分からないままですよねー

もう1人はリハビリが必要なのに収容所内では適切なリハビリができないから、余計症状を悪化させてしまう可能性があって。

オーバーステイは違法ですので、それに対してはきちんと対処しなければならない。でも、それと治療は分けて考えるべきです。

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子どもが日本国籍なのに

牛久に収容されている方々は基本的に、母国への強制送還と隣り合わせと言われています。けど中には、子どもが日本国籍の方もいます。強制送還されて母国に戻ったら、次いつ子どもに会えるのかわかりません。強制送還されたらしばらく日本に入国できないですし、また、いくら親の故郷とはいえ、日本で生まれ育った子どもが親の母国で暮らすのは困難です。ましてや片親が日本人であれば尚更。
今日お会いした方の中にも、そんな方がいらっしゃいました。

そうなったら一家離散ですよね~。。。一緒に暮らしている家族を引き裂いて何になるのでしょう?

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