明後日4/26で、チェルノブイリ原発事故が起きて30年になります。私が所属する日本チェルノブイリ連帯基金(以下、JCF)では、ベラルーシ共和国で25年活動を続け、今でも継続しています。
今日はJCFの事務局がある松本市でイベントが開催されました。理事長である鎌田實先生は4月上旬にベラルーシを訪問したので、その時の様子を報告してくれました。
また、イラク事業を担当している加藤君からはイラクの活動報告がありました。
4月のベラルーシ訪問では、JCFと長年懇意にしている小児甲状腺癌が専門のユーリ・ジェミチク医師からいろいろと話を聞いて来ました。
「小児甲状腺癌はきちんと検査をして早めに治療すれば95%助かります」
まずは検査をしっかりと継続すること。小児は2年に1回。18歳以上は5年に1回。放射能汚染が低い地域からも小児甲状腺癌は見つかっています。リンパ節転移しやすいので、検診は継続すること。
「やるべきことをやったら、不安に思わない」
そんなメッセージをユーリ・ジェミチク医師からいただきました。
また、高汚染地であるベトカ地区の副市長や、地区病院の前院長からは、「事故から30年経ちましたが、更に5年計画を立てています。子どもたちの保養は続けます。」
子どもたちを守るには、保養、食品検査、甲状腺検査、採決、WBCの継続は必要、と。
原発事故から30年経ってるベラルーシは、まだこれだけのことを継続しています。今の日本でも、しなければならないことはまだまだあるはず、、、なんだけどなあ~。。。
続く。