最近、ブログの中をいろいろいじって、
あちこちリンクをはったおかげか、
過去に書いた記事に関するコメントをいただいています( ̄∠  ̄ )ノ
すでに800件以上も投稿していると、
「ああ、あのときこんなこと書いたなあ~」と、
懐かしくなることも。
で、改めて読み直してみると、
言い方が少しきつかったり、
誤解を生む言い方だなあ~と思ったりもしますが、
まあ、それはそれ。
当時の部分はそのままにしながら、
少し注釈を加えましたので、
合わせて読んでいただけたらと思います.。゚+.(・∀・)゚+.゚
2011.10.4
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知っておきたい予防接種の被害
MMRというのは、「新三種混合」のことであり、
麻疹・風疹・おたふくのワクチンを一度に接種します
1989年、日本でもMMRが開始されました。
しかし、2か月もしないうちから無菌性髄膜炎発症例が
あちこちで見られるようになったのです
1991年、MMRワクチンの種類を変更しましたが、
この間、1700名を超える無菌性髄膜炎患者が発生( ̄‥ ̄)=3 フン
1993年、やっと、MMR見合わせが決定したのです。
ちなみに、カナダでは8人の被害、
イギリスでは28人の被害が出た時点で、MMRは中止されています
アメリカでもMMRが推奨されていますが、
日本とは大きく違う点があります
①風疹・麻疹のワクチンは期間をあけて2回接種することになっていますが、
日本の場合、接種時期や2回接種することの疫学的根拠が乏しく、
目的が曖昧といわれています。
しかしアメリカの場合、
麻疹の一次接種不全の改善を目的として2回目接種が決められています。
②日本の麻疹ワクチンはウィルス含有量がアメリカの5倍であり、
日本とは別物です。
日本では、MMRが大きな被害を出したにも関わらず、
そして、その問題点がいまだに解決されていないにも関わらず、
2006年4月より、MR(風疹・麻疹)ワクチンが導入されました
単独で接種しても、法的には認められなくなる。
日本では、単独の風疹・麻疹ワクチン接種率が低いことが、
問題となっています
そのため、
混合にすることで接種率を高め、両疾患の排除をはかること。
予算的なこと、接種する側の負担、、、それらを考慮して
MRを始めることになったのです(*・ω・)ノ
法律で決まってしまった以上、
私たちは今後の対応策を考えなければならなりません。
新しいワクチンの情報公開を求めること。
健康被害救済制度についての要望を伝えること。
もし被害にあったとき、国に切り捨てられないためにも、
訴えるべきことは、声を出していきたいと思います( ̄∠  ̄ )ノ
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【追記】
いやはや、
こんなことを書きつつも、実際に単独接種って面倒ですよね~
私は今年の春、大学院入学前にMR接種が義務づけられていて、
MRでも単独でも良かったのですが、
MRワクチンの安全性が認められつつあるので、
今回MRを接種しました
そして、予防接種の法律は、ほんとーにコロコロ変わるので、
逐一追っていかないとね( ̄∠  ̄ )ノ
ちなみに、現在は、風疹・麻疹の単独の接種は認められていて、
公費負担にもなっています
→日本小児科学会
日本は「麻疹輸出国」と海外では言われており、
ちょこっとづつ、日本国内で麻疹が流行ったりするんですよね
予防接種をしても、
今の日本ではブースター効果が得られないので、
ワクチンだけでは充分に予防できないのが難点です(T_T)
一体、一生のうちで何回麻疹を接種すればいいのでしょうね。
とはいえ、妊婦が麻疹に罹患すると流早産のリスクが高くなり、
風疹に罹患すると(妊娠初期、ね)胎児奇形を起こすリスクが高くなるので、
ワクチン接種は必要だと思います
ありがとうございます。
mana