最近、ブログの中をいろいろいじって、
あちこちリンクをはったおかげか、
過去に書いた記事に関するコメントをいただいています( ̄∠  ̄ )ノ
すでに800件以上も投稿していると、
「ああ、あのときこんなこと書いたなあ~」と、
懐かしくなることも。
で、改めて読み直してみると、
言い方が少しきつかったり、
誤解を生む言い方だなあ~と思ったりもしますが、
まあ、それはそれ。
当時の部分はそのままにしながら、
少し注釈を加えましたので、
合わせて読んでいただけたらと思います.。゚+.(・∀・)゚+.゚
2011.10.5
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知っておきたい予防接種の被害
以下、ワクチントークより
1951年に制定された結核予防法が
今年の4月から、約50年ぶりに改正されました
①今までは、
ツベルクリン反応(ツ反)が陽性だった人だけBCGを行っていましたが、
ツ反を行わず、全員にBCGを実施する。
②接種期間の変更。(大幅に短縮)
今までの定期接種期間は3か月~4歳まで。
しかし、平成17年4月からは、「6か月まで」の超短縮ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
そして6か月以降は、任意接種になります。
任意接種とは、
「副作用等で事故が起きても国は責任を取りませんよ」
ということ
「だから、6か月までに接種しなさい、って言ったじゃん!」
ということになるのです
③生後3か月前の接種容認。
それぞれ細かく見ていくと・・・
①アメリカやオランダでは、BCGを行わずに結核を減らしてきた国です。
まず、国民に徹底的にツ反を行い、
陽性反応があった人には、薬物投与をしてきました。
BCGを実施することで、
肺結核の予防率は50%、髄膜炎の予防率は70-80%
この予防率の数字をどうとらえるか、です
医師たちの間では、「予防率は100%じゃないと予防とはいえない」とか
「予防率50%は、高い数字だ」などなど、意見がわかれています
②今まで、初回ツ反は4歳までに行われてきましたが、
そのうち生後6か月までに接種したのは50.3% 1歳までが80.5%
つまり、定期接種期間が6か月までになってしまうと、
BCG接種率が大幅に下がり、未接種の子どもが増加、
小児結核患者の増加を引き起こすリスクが高くなります
③そしてもっとも大きな問題は、
今後BCGの副反応で死者がでる可能性がでてきた、とのこと。
安全性に問題があるそうです
法が改正されたことで、生後3か月前の接種が容認されることになりました。
しかし、生後3か月前にBCG接種すると免疫不全症児に接種してしまい、
全身性BCG感染症を生じ死亡させる可能性があるそうです
それを避けるため従来は、「生後3か月から」となっていたのです。
仮に日本で1年間の出生児約100万人にBCGを実施すれば、
約2人が確実にBCGで死亡すると言われているそうです
さらに、化膿性リンパ節炎の発生頻度も増加するとのこと。
しかし、国の見解は、
「100万人に何人かの被害が出ても、BCG接種率が向上し
集団利益のほうが大きければ、国の政策として妥当である」ということ。
つまり、多少の犠牲はしかたないのです( ̄‥ ̄)=3 フン
そしてビックリしたのが、法を改正するとき
専門家のチェック・議論が、全くなかったとのこと
厚生労働省の担当課の判断だけで実行されていったそうですΣ( ̄ロ ̄|||)
すぐさま、
日本小児科学会や全国保健所長会が疑問・要望を述べるという、
異例の事態に陥っています(つд⊂)ゴシゴシ
幼児の結核は大人の結核からしか感染しません。
そのため、大人の結核対策をきっちり行うことも大切なのですよね
国の法律で決まったからといって、それを鵜呑みにしたら怖いですね。
ヘタしたら、生命を奪われてしまいますもん。
BCGは、もっとも安全な予防接種の1つと言われています。
大切なのは、適切に接種することなのだと思います
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【追記】
国の公衆衛生としては、
より多くの国民の生命を守る手段を選択すると思いますし、
もちろんだからといって、
副反応の被害者を切り捨てて良いことにはなりませんが、
国民1人1人が賢くなって、
自分たちの健康を守るために行動を起こすことが大切だと思います
ありがとうございます。
mana