チェルノブイリとイラク対談

JIM-NET西村さんと、
フォトジャーナリスト桃井和馬さんの対談が行われました。

今日まず話にあがったのが、
東芝が、ウエスティングハウス(アメリカ)を54億ドルで
買収したという話。
ウエスティングハウスは、世界の原子力発電所の7割を占める加圧式軽水炉の
有力メーカーです。
そして東芝は、国内原発の沸騰水型軽水炉を建設してきました。

今回の買収は、
2つの違った型の原子炉建設の技術を持つ、
世界トップの会社ができた、ということになります。
原発は衰退するどころか、世界のエネルギー需要の急増に対応するため、
アメリカや中国では原子力発電所の建設ラッシュとなりそうです。
東芝はそこに目をつけ、進出しようとしているわけです。
ヨーロッパの反原発、脱原発の流れに逆行するこの買収。
一体世界はどうなってしまうんだろうか・・・
不安は大きいです。

2時間に渡る対談の最後で司会者が、
「イラクに、シーア派とスンナ派の夫婦・カップルが
いるとは知らなかった。」と言っていました。
これは、シーア派スンナ派の宗教対立の話を受けての、
司会者のコメントです。

私は、この司会者のコメントにビックリです!
もともと、シーアとスンナは敵対なんてしてなかったんです。
普通に共存してたし結婚もしてた。
そんな情報は、周知の事実だと思っていました。
でも、私にとっては、当り前に知ってることでも、
普段イラクに関わりのない人にしてみれば、
知らなくて当然なんですよね~。

やはり、「伝える」「知る」ということは、
とても大切だと改めて実感しました。

*シーアとスンナについては、
後日改めて、書きたいと思います。

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読んでくださり、ありがとうございます。

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