日本の核武装論①

2月8日の六ヶ所再処理工場とは何か?から、読んでいただくと、
話がつながると思います)

書くのも読むのも難しい話題に突入してしまいました
なので、数回に分けて、できるだけ噛み砕いて書きたいと思います。

再処理工場って、とっても面倒なんですよ。
なぜなら、再処理工場からでるゴミの量は、
原発からでるゴミより、はるかに多いからです。
もちろんこの「ゴミ」は、放射能に汚染されているので、
保管場所や方法に困ります。

原発や再処理工場は、永遠に建ってるわけではありません。
約20-30年後に、建物自体処理しなければなりません。
もちろん、それは放射能に汚染されています。
一体、どこに捨てるつもりなのでしょうねえ?

さて、そんなにゴミを出せば、捨てるのに莫大なお金もかかるわけで、
労働者や住民の被曝も、増えるわけです。
そんなリスクを負ってまで、
再処理工場からプルトニウムを取り出そうとするのは何故なんだろうか?
エネルギーの自給自足?国産エネルギーを目指すため?

たぶん、プルトニウム爆弾をつくるため。
核武装をするためでしょう。
というより、核武装の先にあるものを目指して・・・
「国産エネルギーの獲得」というのは、
国民に対する建前にすぎないと思われます。

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2 件のコメント

  • 色んなメディアから情報は発信されているのに、私の周りにはそういうことを話せる人がいません。知らないのか、今のままで良いと考えているのか、他人事なのか・・?子供のころから、環境問題を切羽詰った大問題である、認識を持ち続けるシステムが必要ですね。坂本龍一さんのようにメディアで有名な人が運動されていることで、少しづつ感心をもつひとは増えて行ってるとは思いますが・・・。
    ちなみに私が環境問題に目覚めたのは、子供がアトピーになって、大地宅配を利用したり、枝廣淳子さんのサイトを知ってからです(^^;)

  • >miho-hoさま
    コメントありがとうございます!
    私が枝廣さんを初めて知ったのは、
    会議通訳者としてです。
    枝廣さんの本を読んだときは、
    「私も2時に起きる!」と思いましたが、
    ダメでした・・・
    私が環境に興味を持ち始めたのは最近です。
    チェルノブイリに関わり始めてからです。
    子どもたちがそういうことを自然に考えられる
    社会を作りたいですね。