アムネスティ・フィルムフェスティバル⑥

熊笹の遺言

ハンセン病は、感染力が弱い感染症ですが、
日本では長く、「遺伝病」と誤解され、
偏見と差別の対象となっていました。

全国の隔離施設に押しやられ、
強制的に断種・堕胎。
施設職員や医療従事者による虐待、
強制労働などなど、
そんな中で生きてきたわけです。

1996年に「らい予防法」が廃止され、
2001年の裁判でようやく国が責任を認めました。

しかしだからといって、差別や偏見がなくなるわけがなく、
高齢であることと、後遺症があること、
面倒をみてくれる子どもがいないこと、などもあって、
社会復帰は困難なのが現状です。

この映画は、作り手と出演者の方々の、
「暗いだけの映画にはしたくないよね」という共通の思いから、
考えさせられる中に、笑いもあり、
出演者の方々の魅力が溢れる作品になっています

東京には、多磨全生園という国立ハンセン病療養所があり、
その中に、高松宮記念ハンセン病資料館があります。
私はこの資料館について、
2005年の8月にこのブログで書いたことがあるのですが、
2005年9月から2007年1月まで休館。
2月よりリニューアルオープンする予定です。
そう、来月からですよ!!!

しかし、サイトを見ても、
オープンの日時が書かれていないので、
工事が遅れてるのかもしれません。

リニューアルオープンしたら、
また言ってみようと思います

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