商品の包装容器に記されている、
このようなマークを見たことがあると思います。
容器包装リサイクル法ができてから、
このマークのついているプラスチックは、
各自治体で資源ゴミとして回収することになっています。
しかし実際は、リサイクルしている自治体と、していない自治体があります
ちなみに私が今住んでいるところも、リサイクル回収しておらず、
埋めるか燃やすか、しています
先日、TVの特集でもありましたが、
新宿区は2億円をかけて、
容器包装のリサイクルを行うそうです。
かたや世田谷区は住宅が密集しているため、
リサイクルに必要な工場を建設することができないので、
容器包装のプラスチックをリサイクルせず、燃やしてしまいます
リサイクルに必要な工場とは・・・
分別収集したものを、異物や容器包装リサイクル法対象外のものを除去する
粗選別→圧縮梱包しなければなりません。
そのことを「ベール化」と言います。
リサイクルするには、このベール化は必要な行程です。
さて、では私が住んでいる自治体はどうなんだろう?と、
環境局に電話をしてみました
うちの自治体では、平成22年度から容器包装プラスチックの
資源ゴミ回収をする予定で、
まずはモデル地区で試みるとのこと
しかしこれはまだ決定ではないし、モデル地区もどこなのか決まっていません。
市民からは「リサイクル回収して欲しい」という要望はでているようですが、
実施できない一番の要因は「資金難」とのこと。
そして第二の理由は、
ベール化する工場がない、と
私が住んでいるところは、縦に長細く大きいのですが、
北部は、住宅にする土地はあっても、工場用の土地はなく、
工場を建てようものなら、その地域住民から
反対運動が起こるそうです
なので、南部にしわ寄せが来るかも・・・
と、言っていました
とにもかくにも、
はやく環境を整えて、ゴミ削減ができるようになりたいですね
ちなみに・・・
プラスチックはプラスチックでも、
リサイクルとして回収しているのは、
あくまでも「容器包装」だけであって、
例えば、おもちゃとかCDとか容器包装以外のプラスチックは
相変わらず燃やし続けています
これは横浜市の環境局の人の説明ですが、
ゴミとは一般的に水分を多く含んでるため、
焼却炉で燃やそうとすると、水分のせいで温度が上がりにくいそうです
低温で燃やすとダイオキシン発生の原因になるため、
できるだけ高温で燃やしたい。
そのため、容器包装以外のプラスチックは敢えて
燃やしているとのことでした
つまり、ゴミを多く投入すれば、
それだけ温度が上がりますもんね
もちろんダイオキシンも気になりますが、
今大切なのは、
いかにCO2を出さないか、余分なエネルギーを使わないか、
ということだと思います
どんどん、自治体に働きかけて行きたいですね
容器包装プラスチックのリサイクルをまだ行っていない自治体に住んでいる方は、
是非環境局に電話をして、プッシュしてみましょう
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