以前、知人から、
「アフガニスタンの人は、ケシを売っている」と、
非難されたことがあります
アフガニスタンには、美しいケシの花が一面に咲き乱れます。
そのケシを売って稼いでるようにみられていますが、
実際は、ケシの値段は、
小麦の倍でしかなく(つまり、安いということです)、
政府高官や軍閥が何十倍にもして売っているわけです
実際に栽培しているアフガニスタンの人たちには、
たいした収入になっていないようです。
(もちろん、だからといって放っておいていい問題ではありませんが)
テロ特措法では、インド洋の給油ばかりがとりざたされていますが、
海を監視することでテロリストや武器の、
アフガニスタンへの流入・放散を阻止しするのも目的の一つです
しかし、
アフガニスタンの地図を思い出してください。
まわりをパキスタンやイランなど隣国に囲まれた陸地で、
海がありません。船も持っていません。
テロリストも麻薬も、「陸からアフガニスタンに入る」と言われています
実際、この6年間で、
怪しい船を取り締まったのは、たった10隻です
陸から、武器や麻薬、テロリストが放散されているのに、
取り締まる術がないのです
パキスタンから核が流入しているとも、言われています。
そう考えると、
国際社会はホンキでアフガニスタンを安定させようという、
気がないのではないかと、思ってしまいます
イラクにしても、しかりです。
誰かが踏みつけられていたら、自分も幸せになれません。
日常生活の中で埋没されることなく、
静かな情熱を持ち続けたいですね