イラクの医療支援を行っているJIM-NET。
現地スタッフであるイブラヒムが来日し、
北海道から九州まで、
スピーキングツアーを行っています
イブラヒムは、
劣化ウランの被害が
大きいと言われている
イラク南部のバスラに住んでいます。
そして、
数学の教師という専門性を生かして、
院内学級を担当しています
(↑↑JIM-NETが支援している病院内の)
イブラヒムは院内学級で、算数やアラビア語を教えたり、
絵を描かせたりしていますが、
それだけではなく、
経済的な理由や、治安上の理由で、
病院に通えなくなり治療を中断してしまっている子どもたちのために、
交通費を出してあげたり、自宅まで迎えに行ったりしています
そして、白血病や癌の再発をしてしまった子どもたちの
精神的な支えにもなっています。
医療支援というと、
治療のことばかり目が行ってしまいますが、
そうじゃないんですよね。
社会面や経済面にも目を向けて一緒に考えていく。
そういうのを全てひっくるめて、
医療支援だと思うのです
私たち日本人がイラクに入れない今現在、
イラク国内で頑張ってくれているイブラヒムは、
私たちの希望でもあります
イラクの子どもたちが安心して治療を受けられる環境を整える。
日本から、そういうお手伝いがしたいと思います
JIM-NET代表の
鎌田先生との対談も
ありました