2009年、毎年恒例の第九。

NHKホールにて。
8duiku

音楽を聴いて、「魂がふるえる」思いをしたことが、
みなさんもあると思います

私にとって、「第九」がそんな音楽のひとつです

私が今年聴きに行ったのは、NHK交響楽団のチャリティー第九

収益金が福祉事業に使われるとのことで、
大好きな第九を聴くなら、人の役に立つほうがいいと、
数ある年末の第九の中でも、敢えてこれを選んでいます

2007年を締めくくる、交響曲第9番ニ短調
交響曲第九番

私は音楽のことはよく分からないのですが、
ベートーベンの音楽は、国際的な音楽だといわれています
ドイツで生まれ、ウィーンで活躍し、
一度もイタリアやフランスに行ったことがないにもかかわらず

あの重厚な音楽はいかにも「ドイツ的」と私には思えるのですが、
ベートーベンが作曲した交響曲には、
ジャズやロックを思わせる音楽、ラテン音楽のようなリズムもあり、
交響曲第九番では、宇宙と一体になる究極の音楽を作り出したわけです

今、ベートーベンの音楽は、様々な楽器・様々な演奏法で
現代に蘇っています
これほどインターナショナルな音楽は、他にないのではないでしょうか。

その集大成と言える第九は、
この時代の年末にふさわしい音楽だと、私は思うのです

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