「ルネッサンス音楽の諸相 part.3」~古いクリスマスの歌

教会暦におけるクリスマスシーズン(待降節、降誕節(主の降誕、主の公現))、それぞれどんな意味があるのか。無原罪マリアの御宿り(マリアの擁護と否定)、12/25キリストの降誕を祝う日の経緯(初期キリスト教では誕生は祝わなかった。復活祭の方が大事。ローマ暦で12/25 は冬至だから、それに合わせた?)等々、そんな、ヨダレが出る面白い話とそれに合わせた音楽のアンサンブルで、マニアックだけどめちゃ楽しめるイベントでした。

また、フレームドラム、シンフォニア、ダブルッカという古くから使われてきた楽器も登場し、シンフォニアは音楽にとても合っていたけど、打楽器が斬新な感じでしたよ。

最後には、「民衆のクリスマス」ということで、一部の知識層が使ったラテン語ではなく、古いイタリア語の造語を使って、「自分自身たちの言葉で神を讃えよう」と、イタリア語の歌が作られ、今日は13世紀のコルトナラウダを歌ってくれました。

ようやく、クリスマスなんだなあ~という感じです。

スポンサーリンク


スポンサーリンク