8月1日、早稲田に「女たちの戦争と平和資料館」が開館する。
私は7月31日の、オープン記念セレモニーに参加した
韓国・台湾・フィリピンの元慰安婦たちも列席しており
彼女たちの生の声が聞けるからだ
私は直接、元慰安婦の話を聞くのが始めてだったので、
マスコミが報道している内容と違うものが聞けるのではないかと
期待していた
会場を見渡すと、ほとんどが私の母や祖母と同じ年代の女性ばかり
20代-30代の女性や、男性は5人いたかいないか(スタッフを除く)
元慰安婦問題に取り組んでいる女性は高齢化し
教科書から慰安婦の文字が消える
今現在、多くの紛争地では、「性暴力は戦争の有効な武器」と
多くの女性が性暴力の被害にあっている
コソボやルワンダ、そしてスーダンの民族浄化は記憶に新しいだろう
戦時下での性暴力は、大きな社会問題になっており
NGOや国連機関も問題解決に取り組んでいる
戦後60年たった今も、性被害のPTSDに苦しんでいる女性たちが
多く存在することは、忘れてはならない