六ヶ所再処理工場とは何か?

六ヶ所とは、青森県六ヶ所村のこと。下北半島の付け根に位置します。
私が六ヶ所を初めて訪れた、2006年5月は、
いつも曇り空で強い風が吹いていました。
しかし六ヶ所村は、酪農と漁業に恵まれた土地であります

そこに、「使用済み核燃料再処理工場」を建設したのです。
再処理工場とは何か?
日本には原発が55基ありますが、
そこで使用した燃料からプルトニウムをとりだす施設のことです。

再処理工場をめぐって、
住民から賛成意見と反対意見があがっています。

一番の問題は、安全性の問題です。
原燃や自治体は「安全」と言い張っていますが、
実際、昨年、目詰まりなどの異常で度々停止されてるし、
イギリスの再処理工場では事故が起こっています。

そして六ヶ所村の再処理工場からは、大気中と海中へ、
放射能を放出しているのです。
それでも、「安全」と言い張っています。

さて、なぜプルトニウムを取り出す必要があるのか?
そのプルトニウムを使って、半永久的にエネルギーを
自給自足するためです。
つまり・・・
今の日本のエネルギーは、化石燃料に頼っています。
石油、天然ガス、石炭です。
この化石燃料が、地球温暖化の原因になっていると言われていることは、
ご存知だと思います。
これらの化石燃料は日本では採れないため、
海外からの輸入に頼るしかありません。

しかし
日本がプルトニウムを作り出すことができれば、
それを原子炉に入れてエネルギーとし、
そこから出た使用済み燃料を、再び再処理してプルトニウムを取り出し・・・
と、その繰り返し。
つまり、エネルギーを他国に頼らず、
自国で作ることができるわけです。


実際、これは夢のまた夢。
プルトニウムを使用する高速増殖炉「もんじゅ」は、
今、停止中。
あまりにもリスクが大きすぎて、
こんなとんでもないことにチャレンジしているのは、
日本だけです。
参考に→ストップ・ザ・もんじゅ

なので、再処理工場でプルトニウムを取りだしても、
今現在、その使い道はないのです。

ちなみに、六ヶ所村の再処理工場から出る一日の放射能は、
一基の原子力発電所から出る1年間の放射能に匹敵します
再処理工場のある地域は、放射能まみれなのです。

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