「薬害根絶デー」とは、
毎年8月24日のことです
1999年、厚労省は、
サリドマイド、スモン、薬害エイズなどの
薬害の発生を反省して、
このような被害を二度と起こさないという誓いの碑を、
厚労省の敷地内に建てました。
それから8年。
薬害肝炎、イレッサ、タミフル・・・
新たな訴訟が始まり、
根絶の様子を見せません
インフルエンザの治療薬であるタミフルは、
副作用での死亡が多数報告されており、
企業の報告でも、異常行動は186名、転落26名、
死者70名にのぼります。
「薬害タミフル脳症被害者の会」が発足しましたが、
世間からは心無い言葉が、あびせられることもあります。
「きちんと見ていなかった親に責任がある」
「子どもが受験生なのに、タミフルが使えなくなったらどうするんだ」
国や製薬会社が、患者一人一人の人権を尊重していれば、
このような被害は起きないはずです。
そして、国民一人一人が、
「自分の家族がこのような被害にあったら・・・」と、
想像力を働かせる必要があると思います
薬害とは、人間が起こすもの。
薬には罪はない。
私はそんな風に考えています。