もともと紅茶党で、コーヒーが飲めなかった私。
そんな私がコーヒーの虜になったのは、
ネパリ・バザーロのネパールコーヒーを飲んでから。
コーヒーにしては酸味がなく、薄味なので、
南米産のコーヒーが好きな人は、「水みたい」とあまり好きになれないかも。
しかし、もともとコーヒーが飲めなかった私には、それが良かったのです。
「ネパールでコーヒー豆の栽培ができるの?」と
よく驚かれます
ネパリ・バザーロは、ネパールを中心に、女性の自立を促し、また環境に優しい
フェアトレードを実践している団体です。
ネパリ・バザーロでは年2回、「ベルダ」というカタログを発行しており、
その13号が今日、手元に届きました。
ネパリ・バザーロでは、女性・遠隔地・環境をキーワードに、コーヒーに
取り組んでいます。
女性→ネパールの女性たちの多くはいまだ、男性の所有物のごとく
自分の自由意志では生きることなどありえないと思い込むほどに
古い因習に縛られています。
そんな女性たちが仕事を得、自立すると、自尊心や向上心が芽生
えます。女性が変わると、家庭が変わり、子どもたちが変わり、
国が変わります。
余談ですが、母親の識字率が上がると、乳幼児死亡率が低下する
と言われており、データーにも現れています。
遠隔地→遠隔地は、元々自然農法で環境に優しい農業をしてきてい
るので、その伝統を活かし、有機農業を実践しています。
環境→環境に優しいということは、生産者・消費者の身体にも優しいと
いうこと。
私たちは、遠隔地の小さな生産者が作った新鮮で美味しいコーヒーを飲むことで、
彼らの生活の維持と、ネパールの自然を守るだけでなく、
私たち自身も食の安全を手に入れることができます。
フェアトレードでお互いが豊かになるって、ステキなことだと思いませんか?