劣化ウラン兵器禁止に向けて世界が動き始める前に、
オタワ条約の対人地雷全面禁止条約、
そして現在のクラスター爆弾のオスロプロセスが存在します
オタワ条約は1997年9月に成立。
日本は条約の参加に消極的だったため、
NGOが集まってJCBLというネットワークを設立
JCBLが日本政府を説得し、
97年12月の調印式に参加することが決まりました。
その後もなかなか批准しようとしない日本政府でしたが、
JCBLの活動の成果あって、98年に批准
そして、約100万個保有していた地雷を、
2003年2月までに、訓練用に残す6000個を除いた全ての対人地雷を廃棄したのです
地雷について
クラスター爆弾禁止条約は今、現在進行形で進められており、
12月3日のオスロで行われる調印式に日本も参加。
来年以降、批准することになります
ちなみに、条約を結ぶこの交渉過程を、「オスロプロセス」と言います。
(対人地雷の時は、「オタワプロセス」)
しかし、クラスター爆弾禁止条約は、
問題を残したまま進められているのです