夫とともに歩んだ道

九段下にあるしょうけい館は、戦傷病者資料館です。夏の企画展では、「戦傷病者である夫を支える妻」にスポットを当てています。

今まですっかり忘れていたけど、私が小さい頃、傷痍軍人のような方が路上にいたり(何故か軍服のような物を着ていて、今考えたら変)、私の小学校(あれ?中学校だったかな!?)に右上肢を切断された先生がいて、「戦争でなくしたんだよ」という話を聞いたり、私の記憶の隅っこを掘り起こしてみるとそういうエピソードが断片的に現れて来ることに、びっくり!!たった30年前なのに、、、

展示で興味深いのは、当時の義足や義手の数々、、、かなり不便していただろうことは容易に想像できます。今私が一緒に働いてる理学療法士に「義足の性能は上がっているけど、義手は難しい」と言う話を聞いたことを思い出しました。

箱根病院の映像とともに「戦傷病者の歴史はリハビリテーション学の歴史でもある」というような一文に、納得です。

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