福島県いわき市訪問 ⑤

いわき市での初日は、勿来ボランティアセンターでの活動で終わりました(・∀・)つ

市内のどこかの駐車場で一晩過ごそうと思っていた私たちですが、佐藤マタニティクリニックの院長先生のご厚意で、空いている病室をお借りしました
ありがとうございます

翌朝、避難所の炊き出しに向かおうとしている院長先生に、「一緒に行きませんか?」と誘っていただき、即答した私たちは、避難所の1つになっているA高校へ

途中、車窓から見える田園風景は、放射能に汚染されているなんて信じられないくらい、静かで、のどかで・・・

学校に到着すると、桜が満開でした

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校庭では、野球部がいつも通り練習をしていて、震災があったとは思えないくらい、日常を取り戻しているかのようでした。

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避難所になっている体育館に向かうと、自作の太陽光発電があり、
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トイレには、「小は、水を流さないように」の文字が。
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体育館の入り口には水道がたくさん並んでいましたが、「使えません」の張り紙が
代わりに、ミネラルウォーターが何ケースも並んでいました。
「手洗いは、ミネラルウォーターを少量で」と。

中に入ると底冷えしており、避難している方々が、中央に固まる感じで布団を敷き詰めていました。
ざっと150人。
敷き布団の代わりに、毛布をいくつも重ね、プライベートを守るために、隣との境は、段ボールで仕切られていました

ここの避難所は、他県から毎日のようにボランティアが炊き出しに入っており、市から看護師が派遣されていました(*・ω・)ノ

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子どもたちは、ここから学校に通っているそうです
この日、手品をやってくれるボランティアが数名来ており、楽しんでいる子どもたちを見て、少しホッとしました☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚

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4月頃から、「避難所から子どもたちが消えた」という話を耳にするようになり、震災からすでに1か月が経過し、避難所での生活にストレスを感じる人が、徐々に増え始めるだろうと、心配していました。
ストレスを感じている大人が増えると、子どもたちにも影響が及びますから・・・

私はこの避難所のリーダーに会い、東京から持参した、「石鹸付きのカード」の主旨を説明し、全ての女性・子どもに行き渡るように配布して欲しいと、お願いすることにしました( ̄∠  ̄ )ノ

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うーむ
男性に理解してもらえるかな・・・
何て説明したらいいのかな・・・

待っている間、ドキドキ(*´Д`*)

待つこと数分。
私の前に現れたのは、なんと、若い女性でしたv( ̄∇ ̄)v

女性が、避難所のリーダーを務めることがあるんだと、ビックリ

日本に限らないことですが、難民キャンプや避難所を仕切るのは大抵男性で、女性の視点が欠けてるため、援助物資が届かない、というのは、よく聞く話です(-ε-)ブーブー

しかも、ここの避難所は、リーダー2人とも女性でした

私が、カードの主旨と必要性を話し始めるとすぐ理解を示してくださり、「明日中に、みんなを集めて説明し、配ります」とのこと。
さすが
女性だと、話が早い

支援物資を配布するというのは、本当に骨の折れる仕事で、該当する人たち全員に行き渡らない物は、争いの原因になるので、受け取らないようにしているそうです

私も海外で、古着をスラムで配布するお手伝いを少ししていたことがあるので、よく理解できます(;´Д`)

ここの避難所の女性と子どもの人数は約90人。
私が持参した、「石鹸付きカード」は100個。
だから、受け取ってもらうことができました

でも・・・
このカードが使われることがありませんように・・・

さて、炊き出しの方はというと、見てびっくりΣ(‘◇’*)エェッ!?

メニューが、「カツオのたたき」

一応、市から看護師が派遣されているんだけど、何も言わないのかな・・・・
避難所で、ナマモノって、やばいでしょ。
っつーか、アリエナイΣ( ̄ロ ̄|||)

とは言え、私たちは口を出せないので、お手伝いを申し出ました。

これは、生姜の準備をしているところ
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最後までいたかったのですが、準備が終わったところで、次の訪問先に向かったのです

ありがとうございます。
mana

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