午前中の活動が終わって戻ると、何から何まで管理ができていて、びっくり
スタッフの方々の、「お帰りなさ~い.。゚+.(・∀・)゚+.゚」という大きな声に迎えられた後、消毒液がたっぷり入った大きなバケツに長靴ごと突っ込んで、靴底を洗い、イソジン液が入った紙コップを渡され、バケツの中でうがいをします
で、スタッフの方がハンドソープを手に垂らしてくれて、手を洗い
むむむ( ̄∠  ̄ )ノ
なかなかシッカリしているな~~
お昼の休憩時間は1時間
その間、雲行きが怪しくなり・・・・
にわか雨のあと、天気がカラッと晴れて、さあ午後の仕事ですv( ̄∇ ̄)v
午後は、各家庭に御用聞きにまわりました。
家具の解体や、床はがしや、瓦礫の撤去等々、自分でできないので、ボランティアに頼みたいなあと思っていることがあるかどうか。
7人でブロックごとに別れ、一軒一軒、聞いてまわりました
ふむふむ、なるほどね~
こうやって、地道にまわって仕事を集めてるんだね(☆゚∀゚)
スタッフの方に、さらに話を聞いてみると、口コミで広がって、仕事の依頼が来ることもあるそうです。
私は海沿いのブロックを、20数件担当
初めてのお宅にピンポンして、嫌がられないか心配でしたが、それは杞憂でした(*゚∀゚)
訪問してみると空き家が多く、床上浸水の被害に遭われている方々は、他の場所に移動していました。
残っている方々のほとんどは、初対面の私を嫌がるどころか、3.11の地震の時にこの辺りがどんな状況だったか、今、どんな風に暮らしているか、話をしてくださいました。
この辺りの地形は入り組んでおり、小名浜からの津波と、鮫川の氾濫に挟み撃ちのされたと
「となりのおじいちゃんが一人暮らしだから、訪ねてみて (´▽`)」
「昼間はここに1人でいるけど、夜は怖いから避難所に行くのよ」
「わざわざ東京からご苦労様(・∀・)」
「昨日まで妹のところにいたんだけど、そんなに長くいわれないからねー」
自衛隊がいたときは、玄関まで水を運んでくれたんだけど、いなくなってから、水を運ぶのが大変でね(;´Д`)
私は1人暮らしだし、困ってたんだけど、埼玉から来てくれた人が、給水車から玄関まで水を運んでくれてね~(*´∇`*)
『いいですよ~』って、運んでくれるのよ~
とってもありがたかったわ。
80代のおばあちゃんからその話を聞いたとき、わざわざ埼玉から水を運びに来る人がいるんだ~オオーw(*゚o゚*)wとビックリしたのですが、その数分後に、『さいたま市』と書かれた給水車を発見
早速駆け寄って、給水中のお兄さん方に話を聞くと、この地区では給水車が足りなくて、いろんな自治体から借りているとのこと。
給水している方々は地元の職員でした
裏のおばあさんが感謝していることを伝えると、「高齢の方が水を運ぶのは大変だから・・・」と。
ただ給水するだけでなく、ここまで配慮できるのは素敵ですね
その後、「お互い頑張りましょうね~」と言って別れたのでした。
この後、『横浜市』と書かれた給水車も発見です。
とは言っても、なかなか仕事の依頼がない!
7人で手分けして2時間まわり、仕事の依頼は、私が受けた1件のみでした。
「隣の地区に住む母が肺炎で入院してしまった。
母の家は床上浸水している。
家具を外に運び、畳をはがしたい」と。
娘さんからの依頼でした(・∀・)
屋根瓦の修理と、ブロック塀の撤去もお願いされたのですが、ボランティアはプロではないので、この2つはお断りしています。
必要な情報を収集して、用紙に記入してもらい、まずはグループリーダーに報告
すると、このグループリーダーは地元の方で、仕事を依頼した娘さんと高校の同級生だったとのこと。
このお母さんの安否確認ができずにいたので、今まで心配していたそうです
「そうか~。入院していたんだ~。」と、ちょっと一安心したようでした
本部に戻るとスタッフの方が内容を確認し、明日、依頼された仕事を行うことが決定したのでした
つづく
ありがとうございます。
mana