敵こそ、我が友

敵こそ、我が友

なんというか、
「これこそ、世界の真実」
という感じですね

この映画の主人公である、クラウス・バルビーは、
元ナチスの親衛隊であり、
フランスのリヨンで多くのユダヤ人を強制収容所に送った戦犯です

戦後は、アメリカの陸軍情報部に雇われ、スパイになり、
その後、南米のボリビアに渡って、軍部と関わり、
チェ・ゲバラの暗殺にも一役買ったといいます

つい昨日までの敵だった、ナチスの親衛隊を、
アメリカが反共のスパイとして雇う・・・
これが「政治」なんですね

まあ、日本に対してもそうですよね。
戦後、戦争放棄して、憲法九条を作ったにも関わらず、
日本を反共の防波堤にしたいアメリカは、
日本に武装させたかった(今もね)と聞きます

バルビーを利用したアメリカ。
バルビーを南米に逃がしたバチカン。
バルビーの力を借りたボリビア。
そして、戦犯としてバルビーをとらえたフランス。

どの国も、それぞれの思惑があって、
→フランスにも、ナチスの占領時代、思い出したくない歴史があるのです
真実を明らかにした所で、
いい思いをする人(国)はいなかった、ということです

フランス当局に逮捕された後、
裁判で終身刑になりましたが、1991年にガンで死亡

バルビーが亡くなったところで、
世界は何も変わっていないんですよね
世界中には、第二のバルビー、第三のバルビーが、
ウヨウヨいるわけです

「冷戦は終った」と言われて久しいですが、
今の、ロシアVSグルジア(欧米)のように、
「実は冷戦は終ってないんじゃないの」と
思ったりもします。
→それとも、「新しく始まった」ということでしょうかね。

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