和棉の収穫を楽しんだ後、
実際に糸を紡いで、機織りをしました~(*’-‘*)
その前にまず、綿と種をはがします。
1つのコットンボールには、種が4-5個くっついています。
綿と種って、強固にくっついていて、
1つ1つちまちまはがしていると、かなり時間がかかります
なので、「綿繰り機(わたくりき)」を使うと、簡単にできます

さて、ここからが糸紡ぎです
一番簡単なのが、スピンドル(紡ぎコマ)を使ったもの。
コレ、案外難しいんです
綿を引っ張って、ちぎれそうなくらい、ぎりぎりまで引っ張って、
そして、スピンドルを回転させて、こよりにして、細く強く紡いでいくんです
実は、私は今回が2回目。
以前、南米・マヤ族の方からスピンドルの使い方を教わったことがあります
日本でも南米でも、糸紡ぎの時に、
同じようなスピンドルが使われていることに驚きです(☆゚∀゚)
そして、「綿打ち(めんうち)」の仕方をいくつか紹介。
まずは、ハンドカーダーを使ってみました。


手首の折り返し方が独特で、
得意な人と、そうでない人がいるようです
綿打ちで綿を伸ばして整えたら、篠を作ります。
「篠」というのは、棒状の綿のことです。
見た目は、葉巻みたいな感じ。
こういうものを使って、
くるくる~って、篠を作ります
篠を作らないと、糸を紡げないんです。

この写真は、奥が「綿繰り機」で、下が「ハンドカーダー」です。
もう一つの綿打ち。
「唐弓(からゆみ・とうゆみ)」を使った方法です

奥にあるのが、「弦」が付いた唐弓。
その弦を、下にある棒を使って弾きます。



繰り綿(種を取った綿)の上に弦を持ってきて、棒で弾きます。
すると、不純物が取り除かれ、接触した綿がフワフワ舞い上がって、
空気を含んだ綿ができあがります(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
これも、綿弓の一種です。
こっちの方が、軽くて小さくて女性には使いやすいけど、
弦が上手く弾けないので、綿打ちに時間が少しかかりました

さて、ここまで一通りやったあとは、
2つのコースに別れました。
機織り
チャルカでの糸紡ぎ
です。
ありがとうございます。
mana