ガンジーと共にある未来☆

manaです

お待たせいたしました。
1か月以上ぶりの更新です( ̄∠  ̄ )ノ
いつも見に来てくださってるみなさま、
ありがとうございます。

去年の最後に書いたガンジーの話。
これをまとめて、今年の始まりとしたいと思います

とっても不思議なご縁があり、
去年、鴨川の和棉農園から帰ってきてすぐ、
私の地元で、片山佳代子さんの講演会がありましたv( ̄∇ ̄)v

片山さんは新潟在住の方で、
鴨川和棉農園の田畑さんと一緒に、ガンジーの思想を翻訳したり、
新潟のご自宅で和棉を栽培し、
機織りをして、ご自分の洋服にしたり、
和棉のワークショップも行っています

katayama

ここでも、ガンジーに関するいろんな話を聞き、
共感し、感動し・・・

その中でも私が一番心揺さぶられたのが、
ジョン・ラスキンの『この最後のものにも』です

これは、聖書のマタイの福音書の一説で、
ぶどう農園で働く労働者を雇う、雇い主の話です。

雇い主は、午前中から夕方まで働く労働者に1デナリオン(当時の通貨)を
支払う約束をします
そして、昼から夕方まで働く労働者にも1デナリオン、
夕方から少しだけ働く労働者にも1デナリオン支払う約束をしました

これに対して、午前中から働いてる労働者は、雇い主に文句を言います
なぜなら、
夕方からちょこっとだけしか働かない労働者にも、
自分と同じ賃金が支払われることを不満に思ったからです。

すると雇い主はこう言います。
私はあなたと1デナリオン支払う約束をし、それを果たしました。
私は夕方から来たも者にも1デナリオン支払いたいのです。

午前中から働ける人は働けばいいし、
でもいろんな理由で長時間働けない人だっています
体調が悪いとか、年を取っているとか、親の介護があるとか、子育てがあるとか。
しかし、ちょこっとしか働けない人を、「1日8時間労働」の枠に合わせ、
普通の人と同じように働けないからといって、
排除するような世の中にしたくありません

少ししか働けなくても、その貢献が認められ役割が与えられ、
賃金をもらえ、将来の不安がなくなれば、
他人を思いやる余裕が出てくるのではないでしょうか?

ガンジーはこの話に感銘を受けています

私は、「最大多数の最大幸福」「適者生存」という原理を信じません。
人にとっての規定は、「すべてのものの幸福」「すべてのものの発展」であり、
「弱者優先」です。

マハトマ・ガンジー

誰だって、赤ちゃんの頃は何もできなかったし、
年を取ったら何もできなくなります
人間は一生の内に、
「何もできない時期」「働けない時期」というのがあります。
そんな時、自分が社会から排除されたら辛くありませんか?苦しくありませんか?

社会から排除されがちな人々の視点で、
ものを見て、考え、経験し、
排除される人たちに、サッと手を差し伸べる人たちが多く存在する社会を、
私は作っていきたいと思います(*’-‘*)

ありがとうございます。
mana

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2 件のコメント

  • manaちゃん、お久しぶり!お帰りなさーい(#^.^#)
    ガンジーのお話、感動して鳥肌立ちました!!
    そうだよね、最大多数じゃいけないね。すべての人が幸せで思いやりのある世界になって欲しいです。
    弱者の立場になっていろんなコト考えなきゃいけないね。いつも心にとどめておきたいお話、ありがとう!!

  • ちょービックリ~
    久しぶり
    読んでくれてありがとう
    どこから飛んで来てくれたの~
    mixiかな??
    また遊びにきてね
    私もこの話を初めて聞いたときは、
    「う~~~ん」と唸ってしまいました
    いつも自分を戒める、大事なストーリーです