ベラルーシのヨード剤内服に関して

ベラルーシ共和国に原発はありません。
当然、ベトカ地区に原発はありませんが、ベトカ地区病院は、非常時のために住民分のヨード剤を備蓄しています

地区病院でヨード剤内服の基準にしているものは、2007年に政府から発表されたものです
その後情報の更新はないため、それが最新のものになります。

具体的には、内部被曝が200㎜Sv以上(=20レントゲン以上)であれば、ヨード剤を内服します

以前は、5歳以下は大人の半分量を内服し、3歳以下には配布していませんでしたが、現在の基準は、

14歳以上→1日0.125gを毎日、1週間内服
3歳~14歳→1日0.065gを毎日、1週間内服
3歳以下→1日0.065gを毎日、2日間内服
妊婦、授乳中の女性→1日0.125gを毎日、2日間内服

しかしこれはあくまでもベラルーシでの基準です。
日本人とは体格や体質、食習慣が異なりますから。

ちなみにヨード剤に関して、過剰摂取すると副作用があるという医師もいるし、副作用はない、という医師がいます。
ナージャ先生はヨード剤には副作用があると言っていました。
内服の基準は設けてあるものの、どの時点で内服するかは、見極めが難しいところだと思います

まあ、多くの人が内服すれば、その内の幾人かは副作用が出ても不思議ではないと思います
しかし大切なのは、メリットとデメリットを知った上で、何を取るか、だと思います( ̄∠  ̄ )ノ

今私たちがしなければならないことは、まず日本の、ヨード剤内服の基準を再確認することです
福島で原発事故が起きた時に私たちはパニックになり、ヨード剤に関するいろんな情報が飛び交い、自治体や医師の間でも意見が別れました(*^・ェ・)ノ

今でも、福島原発から放射性物質が排出し続けていますし、都心で高濃度のヨウ素が検出されたという話もあります。

また、地震大国である日本は、再び原発事故が起きてもおかしくない状況であるため、きちんとヨード剤内服の基準を確認すべきだと思います

そして、自分が住んでいる自治体に、どのくらいヨード剤の備蓄があるか、再確認しておく必要があるでしょう

今回の原発事故からもわかるように、人任せでは、自分と家族の命は守れませんから(。・ω・)ノ゙

つづく

ありがとうございます。
mana

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