高汚染地での訪問看護 ②

去年の8月に訪れたベラルーシの更新が、

滞ってしまいましたー( p_q)

またちょっとずつ、更新していきたいと思います

ベラルーシ共和国ゴメリ州ベトカ地区は、放射能の汚染がいまだに高い場所で、医学的には証明されていませんが、成人の癌が増えていると、現地のドクターたちは感じています。

福島県の原発事故後、まだ放射能が放出され続け、収束するのに時間がかかると言われていますが、政府や東電は相変わらず、「すぐに人体に影響はない」と言っています

しかし、2001年からベラルーシに通い続け、現地の医療従事者から話を聞いてきた私としては、今から数年後、十数年後に影響が現れる「内部被曝」を危惧しています

ベトカ地区のナバショールキ村
フェイシェルのスベトラーナさんにお会いしました。
→フェイシェルは、看護師と医師の中間に位置する職業。

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ナバショルーキ村は、大人が518人、子どもが105人にて、うち5人は今年生まれたばかりです

ベラルーシでは家庭訪問や巡回診療に力を入れていて、生まれたばかりの子どもがいる家庭は、毎週訪問しています

そして、ここナバショールキ村にもアル中の患者が1人います。
原因はわからないそうですが、2-3年前から増えてると、スベトラーナさんは言います。

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フェイシェルの診療所には、薬がたくさんあります。
無料の薬は、地区病院から提供してもらい、有料の薬は、中央薬局に依頼するとのこと。

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冬の寒さは厳しいですが、穏やかなナバショールキ村を見ていると、放射能汚染が高いことなんて、忘れてしまいます。

ありがとうございます。
mana

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