タイ  少数民族と共にある生活①

たった4泊5日でしたが、タイに行ってきました
私がいないにも関わらず、ブログを見に来てくださった皆様、
本当にありがとうございます!!

みなさんは「タイの少数民族」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
私は、美しい伝統的な衣装や、自然と共生する生活をイメージしていました。
少数民族がタイ社会の中で差別を受けている、という話を聞いたとき、
「ああ、なるほどなあ~」と妙に納得した部分もあり、
しかしそれとは反対に、「誇るべき素晴らしい文化を持っているのになぜ??」と
憤りも感じました。
ならば、実際に自分の目で確かめてこなければ!
私にできることがあればお手伝いしたい!
そんな気持ちでタイ行きを決めたのです。

少数民族が抱える問題は多岐に渡ります。
貧困、子供や女性の売買春、麻薬の乱用、文化・伝統の侵食、村の過疎化、
タイの学校における教育不足など、いろんな問題が絡み合っているのです。
彼らが自ら問題を解決できるようにサポートしているのが、タイのNGO
The Mirror Art Group Foundation  です。
Mirror は素晴らしい活動をしていますが、残念ながら日本に支部はありません。
しかしチェンライ支部には日本人スタッフであるサクラさんがいるので、
彼女のコーディネートのもと、多くの日本人がボランティアとして
Mirror を訪れています。
ちなみに私は、バンザイ・インターナショナルを通して参加しました。

Mirror のチェンライ支部は、チェンライから車で30分ほど行ったところにあります。
広い敷地の中に、プロジェクトごとの事務所があり、スタッフの自宅、
ボランティアの寮もあります。
サクラさんは、エコツアー・人身売買プロジェクトのスタッフなので、
私たち日本人は主にエコツアーの事務所で活動します。

thai-mirror
それがここ!
右側の建物が、その事務所です。
左が男子寮。

thai-mirror04
これが、私が住んでいた女子寮です。
竹でできており、屋根は藁葺きです。
隙間がたくさんあるので、朝晩はかなり冷え込みます。
そして、ゴキと一緒の生活です

thai-mirror02
中は、こんな感じ。
日本人2人、タイ人2人との共同生活でした。
この部屋の奥に、洗面所兼シャワー室兼トイレがあります。

thai-mirror03
それがここ。
「えっ!?便器がないのにトイレ?」と、私はびっくり。
全てここで用を足すのです。
でも、住めば都、なのです。

スポンサーリンク


スポンサーリンク