イラクの報告会

16日に行われた、JIM-NET事務局長による報告会は、
「イラク難民」についての話がメインでした。
もともとは、イラク社会の中で、知的レベルの高かった人たちが、
今は、「難民」というだけで、十分な医療も受けられず、
国際社会からも忘れ去られ、虐げられながら暮らしています。
ヨルダンは「難民法」に批准していないため、
UNHCRが間に入り、第三国に難民を受け入れてもらえるように
取り計らっています。

そして、ヨルダンとイラクの国境には、
約2キロのノーマンズランドがありますが、
「イラクから出国したけれど、ヨルダンに入国できない」
という状態の多くのパレスチナ人たちが、そこで右往左往しています。
ノーマンズランドとは、どちらの国にも属さない空白地帯のことです。

世界には、そういう状況で暮らしている人たちが存在します。
この詳細については、
後日、「ヨルダン編」ということで
改めてUPします。

報告会で、私はヨルダンでのアンマン会議について報告しました。
つまり会議の内容を、かいつまんでお話したわけです。
アンマン会議とは、イラクのドクターたちとJIM-NETが、
「半年間の支援の評価」と「今後半年の支援の内容」について
話をする場です。
そして、イラクのドクターたちから病院の報告があります。
物品の充足状態や、死亡率、今後の展望などについてです。

イラクでは、治療を継続できない患者さんたちがたくさんいます。
理由は、お金がないから。
そして、治安が悪くて移動ができないから、です。
「医療支援」というのは、薬や医療機器を提供するだけではありません。
患者さんの健康改善・維持するために必要なこと全てが
「医療支援」なのです。

各病院のドクターたちは、
「通院支援をして欲しい」と言っていました。
私たちも、そうしたいと思っています。
JIM-NETの構成団体の一つである
CADU-JPが、独自に「通院支援プロジェクト」を
立ち上げました。

何かモノを作り、
その売り上げの一部(制作費を除いた全額)を
通院支援に当てる、という仕組みを作るそうです。
何か、いい案がありましたら、
CADU-JPに連絡してみてください。

それぞれ今日は何位でしょうか

最近、バナーを添付しないことが多かったので、
順位が不明になっています
今何位か、一緒に探してみませんか。

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