私の終戦記念日in2006①

Marines Go Home

北海道の矢臼別、沖縄の辺野古、韓国の梅香里を結ぶ
ドキュメンタリー映画です。
米軍の新基地建設を10年間止め続けている、
辺野古の、おじい、おばあ。
最近は沖縄全土から若者たちも集まってきている。

20年間の根ばり強い戦いの結果、米軍の射撃場を撤退させた、
梅香里の人たち。
40年間、矢臼別の演習場のど真ん中で生活している人。
ギリギリのところで踏ん張り、守っている人たちが存在する。

日本はよく、北朝鮮のことを「脅威」と
位置づけているが、それは本当なのか?
北朝鮮の年間の軍事費は13億ドル。
韓国は150億ドル。北朝鮮の10倍だ。
では、軍隊を持っていないといわれている日本は?
自衛隊に400億ドルのお金をかけている。
アジアにおける真の脅威はどこにあるのか?
原発が54基稼動している日本は、その気になればいつだって
核を持つ技術は備えている。

韓国・梅香里の演習場の近くには、
練習用の劣化ウラン弾の残骸が転がっている。
練習用だから、劣化ウランは付いていない。
しかし、実践さながらの練習をおこなっている。

射撃場のノン島では、夜間の射撃練習を行っており、
ナパーム弾が燃え上がる。
もともとノン島は3島だった。
しかし米軍の射撃のせいで、1島だけになってしまった。
そうやってアメリカは、アフガニスタンやイラクでも
環境破壊を続けている。

沖縄の基地からは、アフガニスタンやイラクに飛行機が飛び立った。
辺野古に新基地を作れば、
基地の大きさは大規模になり、
アジアの軍事拠点になってしまう。
これ以上、アメリカの戦争に加担するわけにはいかない。
体を張って阻止する住民は、海の上でも阻止を行う。
泳げない人でも水泳やカヌーの練習をし、
業者がやってきたときに、どうかわすか、
非暴力でどう立ち向かうか、ミーティングと練習を重ねる。

私は沖縄に言った事がないが、
映像で見る辺野古の海は、
世界の保護動物であるジュゴンが生息しているだけあって、
とっても美しい。
透き通っていて、透明度が高い。
たくさんの珊瑚も生きている。

圧力に屈せず、
ギリギリのところで踏ん張っている人たちのことを
知ってもらいたい。

そして・・・・
沖縄に派兵される海兵隊は、
アメリカでは貧民出身が多く、
生活のために軍隊に入っている人が多い。
そして戦争に参加することを拒否したら軍事裁判にかけられる。
彼らにとって、戦争の拒否はありえない選択なのだ。
「加害者になるほどの被害」
そういうのも、存在する。

トラバしてくれたYuppyさんが、
Song for…というブログで、米軍基地について
書いています。参考にどうぞ。

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しています。

11~14番を行ったりきたり
しています。

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