チェルノブイリ原発４号炉が、未曾有の爆発事故を起こしたのは、
１９８６年４月２６日、午前１時２３分。
事故当時はソ連でしたが、
現在のウクライナ共和国に、その原発はあります。
原発には勝手に行く事ができません
決められたルートで、ツアーによってのみ、
一般の人たちは行くことができます。
いまだに放射能が飛びまくっていると言われている４号炉。
誰が好きこのんで、こんな所にいくんでしょう
と思ったら、
ツアー参加者は欧米人が多く、
日本人のツアーも、今年に入ってすでに８組とのことﾉ(￣０￣;)＼ｵｰ!!ﾉｰ!!!!
今回私は、日本チェルノブイリ連帯基金（JCF）から参加しました。
メンバーは、鎌田理事長を筆頭に、事務局長や理事や通訳やら計６名。
こんなバスに乗って～
まずは、３０キロゾーンでストップ
ここは、撮影禁止です
ゾーンは、「３０キロゾーン」と「１０キロゾーン」の２つからなっていて、
それぞれチェックポイントがあります。
３０キロゾーンの脇には、マリア様が
３０キロゾーンを突破してひたすら進み、
そろそろ原発に着くかと思いきや、なかなか到着しません
ゾーンって、こんなに広いのね～～Σ(･ω･ﾉ)ﾉ
ようやくバスが止まったのは、
とあるプレハブの駐車場
ここの建物の中で少し休憩し、
ガイドさんからいろんな説明がありました。
今私たちがいるのは１０キロゾーンで、
放射能のない（といわれている）チェルノブイリ市内。
ふ～～ん、、、本当に放射能がないのかなあ～～
ガイドさんが言うには、
原発のまわりには丘があって、それが放射能を食い止めたそうです。
このゾーンでは現在、約２８００人の労働者が働いています。
シフトは
①１５日勤務で１５日休日
②４日勤務で３日休日
仕事の主な目的は、ゾーンの管理です。
なので多い職種は、消防士と警察。
一番恐れているのは「火事」で、
火事になると、放射能が拡散するリスクが高まります
（セシウムやストロンチウム）
さて、ここ市内から原発まで、あと１８キロもあるそうです
遠い～～
まだまだ先ですねー
ガイドから一通りの説明が終わり、いざ原発へ～
リクウィダートル（除染作業員）の記念碑を通り過ぎて、
途中で止まったのは、埋葬の村であるコパチ村。
ここ市内の村は、当然全てが埋葬の村で、
誰も住むことができません。
村の建物は、地中に埋められてしまいました。
コパチ村の住民は約１０００人だったそうです。
今は背丈の高い草がたくさん生えていて、村の跡形がありません。
しかも、放射能のマークが立ってるし～Σ(‘◇’*)ｴｪｯ!?
よくみんな、入っていきますよね～～
←私もだけど
一面、こんな綺麗なお花がたくさん
どんなに放射能に汚染されていても、花は咲くんですよね。
少し先に行くと、
コパチ村の子どもたちが通っていた幼稚園があった場所に、
記念碑が建ち、お花が添えられていました。
ここがゾーンで人が住めない場所だなんて思えないくらい、
とても静かで暖かく穏やかな場所。
キエフの博物館で見たような、おどろおどろしさは全くなく、
太陽の恵みを一心に浴びているところです
ありがとうございます。
mana
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