イレッサ薬害東日本訴訟第4回裁判①

9月28日 東京地裁。
薬害イレッサについては、コチラ

法律や裁判に縁がなく、
「敷居が高い」と感じていた世界だったにも関わらず、
私がこの世界に飛び込む決心をしたのは、
薬害に対する興味・関心が高まり、
他人事のように思えなくなってきたからだ。
何か大きな理由でもない限り、
普通に生活している人たちが、裁判を傍聴しようとなど
思わないだろう。

裁判を傍聴するのが初めてな私は、
まず何を着ていけばいいのか、
朝から迷っていた。

霞ヶ関駅に着くと、目の前が東京地裁。
今日は、世間の関心を引く、大きな裁判があるわけではないが、
東京地裁の正面にはマスコミが待機しており、
裁判に関わる人たちが、物凄いパワーでチラシを配布していた。

そして、敷地内に入ると、
傍聴券が配られるのを待っている人たちだろう、
長蛇の列が、すでに出来上がっていた。
あとで確認すると、傍聴券が必要な刑事裁判が2つ入っていた。

入り口は、「一般用」と「弁護士など関係者用」に別れており、
私は「一般用」から入る。
そして、ものものしい雰囲気の中、荷物チェックとボディチェック。

建物の中に入ると、超びっくり!!!
とにかく、物凄い、人、ヒト、ひと!!!
この人たちは一体なに!?
裁判に関心を寄せ、関わってる人たちが(傍聴のみの人も含めて)
こんなにいるの!?

建物の正面玄関から入ると、目の前に守衛さんのカウンターがある。
その上には、その日行われる、民事裁判・刑事裁判のファイルが置かれているが、
民事裁判の数だけでも、100件を超える!!
たった一日で、しかも東京地裁だけで、しかも民事裁判だけで、
こんなに多くの裁判が行われていることに驚いた!

薬害イレッサの裁判が始まるまで、あと1時間。
何をどうすればいいのか分からず、守衛さんに、
「初めて傍聴するんですが、どうすればいいんですか?」と聞き、
開廷の10分前までロビーのソファでぼーっとし、
そして部屋の中に入った。

一階ロビーでは、入れ替わり立ち代り、人が出入りする。
身軽な格好で入ってくる弁護士、たくさんの資料を持っている弁護士。
団体でエレベーターから降りてくる、原告らしき人たち。
傍聴券をもらった人たちが、一気に入り口を目がけて入ってくる。
学生らしきカップル、小学生の子どもを連れた家族。

こんなに多くの人たちが、国や企業を相手に戦い、
権利や尊厳を手に入れるために、弁護士を必要としている。
毎日どんな裁判が行われているか、新聞やテレビなどで気軽に公開し、
誰もが普通に傍聴できる雰囲気が作れないものか。
そうすれば、法律や裁判がもっと身近なものに感じられるのに・・・

人の波を見つめながら、そんなことを考えていた。

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