2005年 AIDS文化フォーラムin横浜 報告⑤

2つ目のプログラム。

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学生によるピアエデュケーション
        ~STeaDyProject & 川田龍平~

ピアエデュケーション、ピアカウンセリングって知ってますか?
普段、なかなか聞かない言葉だと思います。

ピア(Peer)とは、仲間と言う意味で、同じ年代で価値観をともに
感じあえる者同士に知識を伝えて一緒に考えていくという活動です。

STeaDyProjectは、HIV/AIDSを含めた性感染症の
ピアエデュケーションを行っています。

会場に集まったのは約30人。
そのほとんどが学生。
サークルで活動している人も何人かいた。
大学のサークルに、ピアエデュケーションがあるとはびっくり。
私は、今の学生たちが性教育についてどう考え、どう活動しているのか
とても興味があった。

ピアエデュケーションを行っている学生と、それをサポートする側のギャップ。
保健所が扱ってる性教育教材と学生のニーズのギャップ。
性教育を厳しく規制する地方自治体。

さまざまな問題点にスポットを当ててディスカッションをしているのを
聞きながら、私はボーッと考えていたことがある。

この会場のどのくらいの女の子が、コンドームを自分で買って
自分で持っているんだろう??
いや、この会場の子たちは持っているに違いない。
じゃあ、一般の女性はどうなんだろう??

マツキヨとかで買うと箱が大きかったりするし、3パック大安売りがあるけど
そんなのいらな~い
しかも、パッケージのデザインが可愛くない。
無印良品では単品で売っており、白色のパッケージ。
これは、いいかも。
でも以前、渋谷の無印ではレジの前で売っていた。
いや~、そこに置いてたら買えないよ(苦笑)。。

コンドームを自分で買って自分で持つということは、HIV予防に直結する。
予防の意識付けをするだけでなく、売る側も販売方法を考えないと
いけないんじゃないの?と思った。

ちなみに、タイのチェンマイでエイズ孤児施設を運営している
ban rom saiバーンロムサイでは、こういうコンドームを販売している。

もうひとつ。
渋谷と原宿に、コンドマニアいう専門店があります。
ポップな外観で、一見何のお店か分かりません。気軽に女子高生とかが
入れるようになっています。ここもお薦めです。

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