HIV/AIDSの研修①

ぷれいす東京より~第一日目~

9/11日曜日、池袋某所で
HIV/AIDSボランティアのための研修が行われました。
(具体的なボランティア内容については、こちらを参照してください)
参加者の男女の比率は半々くらい、全員で約35名。
予想通り、多くの人たちが集まりました。
今日は、全3回の第一回目。

今日の講義内容は
①医学的基礎知識1 HIVの基礎知識と検査方法
②エゴグラム(自己分析のための心理テスト)
③エゴグラムと交流分析
④(HIV/AIDSの)社会的背景
⑤プライバシーとは

どれも面白い講義内容で、ワクワクしながら参加しました。

HIV/AIDSは、ゲイや血友病という社会的弱者からはじまり、
そこにセックスがからみ、感染症であることが判明し、
個人では予防しきれない、国家・人権レベルの問題となったのです。

何故なら感染症は社会的弱者に集約されるからです。
例えば、教育を受けてない人、お金がない人、法的に立場が弱い人
情報が得られない人、女性、子供、、、
社会的弱者は多数派から無視され続けます。
「私には関係ないから・・・」と。

そして、HIV/AIDSにセックスが絡んだことで、
人間が、偏見や差別を植えつけたのです。
ウィルスは万人に感染するにも関わらず、
「愛があるセックスは感染しない」という幻想を生み出し、
「セックスワーカーがウイルスを撒き散らしている」という誤解を生んだ。

私たち市民ができること。
国にはできなくて、NGOにしかできないことがあるはず。

国の、分かりにくい・顔の見えないシステムやサービスを
いかに市民の末端に広げていくか。
HIV陽性者・AIDS発症者のニーズをいかにつかみ、
そしてそれらをどうやって上にあげていくか。

このことを考え、実行に移していきたい。

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