ベラルーシ共和国  未来を守りたい①

台風が去り、
久しぶりの休みの日にテレビをつけると、
倒壊した家屋の映像と、
「新潟・長野で震度6の地震!」の文字。

そして、衝撃的だったのは、
刈羽原発から上がる黒煙。
思わず鳥肌が立った。

私は、1986年4月26日に起きた、
チェルノブイリ原発事故の医療支援に
関わっている。
そして、「サクリファイス」というタイトルの、
爆発が起きた直後の4号炉の映像を見たことがある。

放射能の汚染が一番ひどいベラルーシ共和国で、
甲状腺癌の摘出を行った子どもたちや、
ドクターたちの声も聞いてきた。

原発が安全なんてウソ。
原発が環境に優しいなんてウソ。
日本から全ての原発がなくなたって、
きちんと電気は供給される。

→①原発は、発電するときは二酸化炭素を出しませんが、
  その他の行程(ウラン採掘、運搬、ウラン濃縮、後処理の施設管理)
  などでは、石油ナシにはできません
  つまり、たーくさんの二酸化炭素が発生するんですよ

 ②原発を一基建てると、必ずバックアップ用の火力発電所を新たに建てます。
  もし原発が止まっても、機能するように

 ③原子炉から出た熱の70%は海に捨てます
  つまり、7度上昇した大量の温水を海に捨てるので、
  海水温度を上昇させることになるんです

 ④2003年に東京電力の原発17基が完全に止まっても、
  私たちの生活には全く支障がなく、停電さえ起きませんでした

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ベラルーシ共和国の、ゴメリ州立病院の新生児室。
生まれたばかりの8人の赤ちゃんたち
みんな低出生体重児(未熟児)ばかりだけど、
手足をうーんと伸ばして、
力強く生きている。

21年前に被曝した少女たちが、
結婚・出産適齢期になり、
不安を抱えている。
「健康な赤ちゃんを産めるのだろうか・・・」

お母さんたちに、
「大丈夫だよ。」
と、言ってあげたい。
そしてもし、障害のある子どもたちが生まれても、
「生まれてきてくれてありがとう。」
と、言ってあげたい。

そんな環境を作るお手伝いが、
ベラルーシでできたらなあと、思う

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ミルクを飲んだ後、
ゲップを待っている子たち

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